で、結局キルトと同居。
正直言うが・・・
男二人ではむさい!!
むしろうざい!!ってかそんなことはどうでもいい!!
「てめぇは何回おんなじことを言わせるんだ!!」
と朝っぱらから怒鳴る羽目
「いいだろー、そんなにカリカリすんなよ稜ちゃん」
「て、てめぇ・・・!!」
早速朝一番の
「吹っ飛べ!!」
顔面パンチ
「ぐはっ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うるさい!!」
ブレイブから怒りを受けた。怒ると頭から出ている火花が大きくなっていた。
「もう7時40分だぞ!!」
「それを先に言えぇぇぇぇ!!!」
朝っぱらから騒々しい状態を続けたまま学校へ向かった・・・
もちろん気絶しているキルトは放置である。「えぇー、今日は転校生がいます」
いきなりの先生の発表
「何だ?転校生って」
ブレイブが俺に聞いてくる。
「別の学校からくる学生だよ」
「入ってきなさい」
その扉を開けたのは・・・
長身、どこかで見た顔・・・間違いねぇ・・・あいつだ・・・・・・
「キルト・サーファ君です。外国からはるばる日本にきてくれました」
「どもっ!むこうで必死に日本語勉強してきました!よろしく!」
女子はざわめき、男子は唖然。
女子からは「かっこいい」だのの声。
男子からは「でっかいなぁ・・・」だのの声。
「キルト君は・・・柏木君の隣に座りなさい」
「はぁ!?」
思わず声を出してしまった。
「嫌かね?」
「あ、いえ、そういうわけでは・・・」
「よろしくな!・・・稜ちゃん」
笑いながらそういってくる。
「お前何歳だよ!!」
小声で問う。
「23だよ」
小声で答えながら笑う。
「お前は・・・」
「また騒がしくなる・・・」
ブレイブが嘆いていた。
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