どうやら血がたらなく、倒れたらしい。俺はバカか・・・
「お、気付いたか」
キルトがそういって俺に寄ってくる。
「あぁ」
「気分はどうだ?」
「最悪だ・・・」
「だろうな」
「わかってるなら聞くな・・・」
「それもそうだ。で、お前に話があるんだけど」
「後にしてくれ、頭に血がたりてないせいか、まともに考えられないんだ」
「そうか、じゃあ後でな」
そういってキルトは出て行った。もう少し、横になってるか・・・
「おい」
「え〜っと、誰だ?」
「もうパートナーを忘れたか」
「あぁ、ブレイブか」
「大変だな、お前も」
「お前が来たからだよ」
「うむ、一理ある」
「それより寝かせろ」
「ゆっくり休めよ」
俺はゆっくりと眠りについた・・・はずだった
「お〜い、大丈夫か?」
「おまえか、愁介」
「なんだよ、その冷めた言い方」
「・・・」
「せっかく見舞いに来てやったのに・・・」
「授業中だろうが」
「わかってるって」
「またサボりか」
「サボりって言うなよ、ちゃ〜んと 許可はもらってるぜ」
「それをいいことにサボったんだろう」
「うっ・・・スルドイ・・・」
「いいから戻れ、俺は寝たいんだ」
「へ〜へ〜、わぁったよ。じゃ、お大事にな〜」
やっと体が休められる・・・
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